英語の発音
アメリカに留学や旅行する際にみなさんが気になるのはお金よりもまずは英語力を気にする人が多いと思います。
なぜなら、英語が話せないと勉強でもショッピングでも困ることになりますよね。
さらに迷子になった時に英語を話せないと途方に暮れてしまうのはこりごりです。
そのため、アメリカに行く際にはある程度の英語力をつけておくべきです。
ですが、自分がどのくらいの英語力があるかわかりにくいし、学校のテストではいい点数を取れてもアメリカで通じなかったらあんまり意味ないですよね。
今回は日本人の英語の発音について書いていきたいと思います。
日本語の音の数は他の言語と比べて圧倒的に少ないです。
日本語は基本50音と濁音などの音ぐらいしかありません。
ですが英語はその50音に加えthやr、fなど日本語にない音がたくさん存在します。
実生活でもこのような英語の音をうまく日本語に置き換えて使われています。そのため、英語をあまり話さない人にとっては英語的には正しい発音をしていても普段英語の音に慣れていないことから間違った発音をしていると勘違いしてしまうということです。
例えば、smoothという単語ですが日本語ではスムースやスムーズと表記されます。本来発音すべきthの音が失われ、その代わりにsuやzuなど間違った音に置き換わって発音で使われているのです。
なので、英語の発音を間違えて覚えるとアメリカに行った際に和製英語の間違った発音を使ってしまうせいで英語が通じなくなるということにもなりかねます。
おそらく日本語を第一言語としている人はthなどの日本人があまり気にしない音を英語のネイティヴスピーカーはちゃんと聞き取れているのかと疑問に思うかもしれません。
少しくらい発音を怠けても通じると思っている方は要注意です。
ネイティヴスピーカーは驚くことにしっかりと発音を聞き取っています。
いくらちゃんと発音をするようにしたほうがいいと言われても日本の学校では文法ばかり教えられてスピーキングの練習はしてこなかったと思います。
ですが、安心してください。
英語の発音をしっかりと矯正することができます。また、日本でやってきた文法が無駄になることはありません。
アメリカ人の友人が言っていましたが日本人は文法が他の国よりもしっかりできているからあとは自信を持って発音をするように練習すれば必ずうまくなると。
なので、日本人は全く英語ができないわけではないのです。ただ練習する機会が少なかっただけです。そのため、しっかりとみっちりと発音の練習をすれば誰でも綺麗な発音ができるようになります。
純日本人で海外経験がない人でも発音が綺麗な人がいますよね。練習をすればそういう人たちの一人にあなたもなれるということです。
では発音を矯正する方法を紹介します。
身近に英語のネイティヴスピーカーがいればその方にお願いして貰えばいいと思いますがそういう人はなかなかいないと思います。
そういう時はまずは発音の本を買いましょう。だいたい2000円前後で売っていると思います。
イラスト付きで口の開き方や発音記号の読み方などが丁寧に買いてあります。また、DVDとCDが付いているので飽きずに楽しみながら正しい発音を身に付けらます。
こんな方法で大丈夫なの?とかこんなのが学校でやったよ!と思う人もいるかもしれませんがしっかりした発音を身につけるには重要なステップです。どんなことにも基本からしっかりやっていくことが大事です。
当たり前ですが、基本を怠けているとあとで応用が利かなくなります。逆に今大変でも基本を乗り越えれば後で楽になります。
おそらく多く学生は発音の本を学校や塾で買わされて発音の練習をさせられたと思いますが、実際にちゃんと口を使って耳で聞いて目で見て発音の練習をしたという人はいないのではないでしょうか。
発音を学ぶ時に大事なのは観察をするということです。
そのため、発音の練習をする時は恥ずかしがらずに口を大きくしっかりと動かすようお手本を真似るようにしましょう。
また、アメリカのラジオやテレビ、映画を見るようにしましょう。そうすることでリスニングの勉強にもなりますし、英語のフレーズを覚えることができます。
初めは字幕付きでも構いませんが日本語の字幕はつけないようにしましょう。日本語字幕をつけてしまうと無意識に脳が日本語を優先させてしますからです。
字幕付きである程度慣れてきたら字幕をとって英語音声だけで映画等を見るようにしましょう。ここまで来るのに早くて1ヶ月もかかりません。
字幕なしで映画の内容を理解できた時の喜びは格別ですよ。
アメリカに行く際のオススメの映画はこちらです。
また、好きな洋楽があれば毎日歌うようにしましょう。アメリカ人が言っていましたが歌を歌っている時のほうが母国語の訛りが少なくなるらしいです。さらに、歌を歌うことでリラックスができて自信を持って発音できます。
そのため、毎日歌っていれば自ずと日本語のアクセントも少なくなっていき、発音もきれいになっていくでしょう。
ですが、アクセントがあることは別に悪いことでもありませんし、発音がしっかりしていればアクセントがあってもしっかりと聞き取れて貰えます。
日本でいうと関西弁でも関東の人は何を言っているか聞き取れると言った感じです。
ご存知の通りイギリスもオーストラリアも英語に訛りがあります。英語をきちんと発音できれば聞き取るのも苦ではないです。
ゆくゆくは各国の英語の訛りが区別できる日が来るかもしれません。
なので、アメリカに行こうと思っている人はぜひ英語の発音を学んでから行くようにすれば一段と旅行が楽しくなりますよ!!